冬にサーフィンをすると未経験者が聞いたら、修行!とか、寒そうでありえない!という言葉が
返って来るのが一般的です。
この記事では、冬のサーフィンに欠かせない道具や、冬の海ならではの楽しみ方を解説していきます。
サーフィンが大好きでも夏だけサーファーでは、レベルアップしません。
1年通い詰め、少しづつレベルアップしていくのがサーフィンの現実です。
冬のサーフィンを乗り越えて、本物のサーファーになりましょう!!
それでは解説に入ります。
・冬のサーフィンのメリット、デメリット
・冬のサーフィンの必需品
冬のサーフィンのメリットを紹介!!
夏に比べるとサーファーが減る
ここ最近だと(2023年現在の情報)土日の真冬の海は、それなりにサーファーがいますが
夏に比べると人数は減ります。
1人1人のサーフィン時間も夏に比べると短くなる傾向なので、土日でも空く時間帯は必ずあります。
平日は狙い目です。
夏に比べてかなり人数が減るので、初心者の方は練習に最適です。
人数の少ない海で練習するのはサーフィンレベルアップの近道となるので、
冬にたくさん練習することをオススメします。
寒いのは12月下旬〜2月上旬くらいまで!?
太平洋の千葉辺りを基準にして書きます。(2023年現在の情報)
12月の後半から一気に海水と外気が冷え込み、寒くなる傾向があります。
12月の中旬くらいまでは、セミドライ、ノーブーツノーグローブで入水できます。
最近は温暖化のせいか、2月の中旬くらいからは最高気温二桁超えることが多いので
寒さの厳しい1月〜2月上旬を乗り切れば、真冬サーフィンのゴールが見えてきます。
ただし、海水は冷たいので、フル装備で入水することをオススメします。
真冬は早朝狙いではなく、昼頃の暖かい気温の中でゆっくりサーフィンすると楽しめます。
夏よりコンスタントに波がたつ!!
夏はどうしても低気圧が弱く、波のサイズが上がりづらいです。
それに比べ、冬は波のサイズが上がりやすいので、期待値は高いです。
冬に少しでも高波にチャレンジしてレベルを上げていきましょう。
サーファーが少ないので高波克服のチャンスです。
冬に練習すれば、夏に差がつく!!
冒頭で書きましたが、夏だけサーファーではサーフィンはうまくなりません。
冬を乗り越えてこそ、サーフィンの実力は徐々に上がるのです。
波が比較的いい冬。 サーファーが減る冬。 平日ガラガラの冬。
初心者が練習するのにはいい時期です。
そして、夏を迎えれば上達しています。
夏になり大切な人に、自分の波に乗っている姿を見せてあげましょう!!
いろんなサーフボードに乗り感覚を掴むべし!!
冬でも毎回波のサイズがあるとは限りません。
波の低いときに、ショートボード 波の高いときに、ロングボード と無理にサーフィンするよりも波質に合ったサーフィンをすることでレベルアップします。
\人気があるので入荷待ちになることがあるよ/
\人気があるので入荷待ちになることがあるよ/
引用元:ナナゼロ
暖かめの海水のポイントで入ろう!!
関東で例えると、湘南エリア、千葉の鴨川、御宿辺りは冬でも海水が暖かいです。
1〜2月でノーブーツ、ノーグローブで入れます。
このような地域でサーフィンすると楽々、真冬サーフィンを乗り越えれますが
やはり人数は増えます。
真冬サーフィンに経験がない方、初心者の方にオススメです。
冬のサーフィンのデメリットは?
やはり寒い 寒さを凌ぐサーフィンアイテムを紹介!
メリットを書いてきましたが、結論、サーフィンは夏のスポーツ!冬にやるのは寒いです。
ウエットスーツはオーダーメイドのものでないとサーフィン出来ません。
ブーツ、グローブ必須となる地域が多いので情報はこちらを参考にしてください。
私は冬のサーフィンで1番苦手なことは、着替えのときです。
入水後は、ポンチョを使用して寒さを凌いでください。
\女性はポンチョ必須だよ/
\ポンチョがあると冬の着替えが楽になるよ/
サーフィン用のヘッドキャップも持っておくと便利です。
1〜2月上旬の気温の低い日で、海水も冷たいと海水を頭から被った時にキーンとするくらい
頭が痛くなる日があります。 この状態を守ってくれる防寒アイテムです。
ヘッドキャップはしていないサーファーの方が多いですが、持っていて損はないアイテムです。
ホットジェルという道具もあります。
サーフィンする前の体にジェル状の液体を塗ると、体を火照らせ暖かくなる便利な道具です。
初めはポカポカしていいですが、サーフィン時間が長くなると当然効果は無くなっていきます。
(効果は3時間程度)
使用したことのない方は1度使用するのもいいかもしれません。
体が重い 寒さで体が鈍くなる!
体が重いとは、セミドライ、ブーツ、グローブを装備するので重くなり動きにくくなります。
これは仕方のないことですが、ブーツ、グローブは薄いものを選ぶと、多少動きやすくなるので
私の記事のブーツ、グローブの記事を参考にしてください。
真冬に長時間海に入っていると、体が硬直してきて動きが鈍くなります。
波がある日は動き回るので、寒さを忘れることもありますが、波待ちが多いような日に
起こります。
このような状態になったら、いいサーフィンができなくなるので、見切りをつけて
海から上がって体を温めることをオススメします。
寒さでモチベーションが下がる!!
寒いとモチベーションは下がります。
そんなときは、サーフィン後に食べる暖かい食事を想像したり、あまりにも気温の低い日はサーフィンに行かないと決めるに限ります。
冬のサーフィンでも、気温の高い日に行くと逆にモチベーションが上がります。
早朝サーフィンは止めて、昼前着でサーフィンなどもありだと思います。(サーファーも少ない中練習できる)
初心者が冬からサーフィンするには気合が必要!
初心者が冬からサーフィンを始めづらいのもデメリットの1つです。
波に乗る楽しさを、感じたことのない初心者サーファーが冬から始めるのはオススメしません。
前に書きましたが、オーダーウエットスーツでないとサーフィンできないため、続くかもわからない
初心者がウエットスーツを作るには荷が重すぎます。
仮に、レンタルでウエットスーツを借りてサーフィンしても寒くて2度とやりたくないとなる方のほうが多いのではないでしょうか?
そこで続く人は一握りだと思います。
初心者がサーフィン体験するならGWあたりもしくは夏がオススメです。
サーフィンの魅力を感じて、続けたいと思う人がウエットを買い、冬のサーフィンを楽しみましょう。
サーフィンの始め方の詳しい情報はこちらを御覧ください。
冬サーフィンの時に役立つ着替え方を伝授!!
入水前は車の中で着替えよう
私は冬のサーフィンの時は、必ずと言っていいほど車内で着替えます。
入水前限定ですが、外で着替えるより全然マシです。
車の暖房を強くかけて中で着替えてみてください。 着替えが楽になるはずです。
女性の方でも安心!ウエットインナーを家から着た状態なら車内で着替えれます。
サーフィン後の着替え方は?
サーフィン後は外で着替えなければなりません。
ポイントは、サーフポンチョとポリタンク持参(家でお湯を入れる時の温度は60℃)
ベストは日中の日が当たる時間に着替える!!
着替え方は、ウエットを着た状態でお湯を頭から浴び、ウエットを上半身だけ脱いだら
すかさずポンチョを着る。
ポンチョさえ着てしまえば寒さは軽減できるので後は順に着替え終えるだけ。
\あると便利なポリタンクシャワー/
さらに抑えておきたいサーフィン防寒道具
サーフィン用耳栓
真冬の海水は冷たいので、耳栓はつけたほうが無難です。
私は、サーフィンを始めた頃、1年中耳栓をしていませんでした。
ある日、耳鼻科にいったらサーファーズイヤーに少しなっているよ。
と医師から診断され、それから耳栓をつけるようになりました。
今では、耳栓をしていないと、海水が耳に入るときにたまに傷みを生じるときがあります。
サーファーズイヤーを防ぐには、耳栓必須になるので予防のため着用しましょう。
*サーファーズイヤーとは、寒さから耳を守るために骨が出てきてしまう病気です。
ひどい場合は手術が必要となります。
ポリタンクシャワー
真冬はポリタンクの中に熱湯を入れ(60℃がオススメ)サーフィン後の着替えの時に
ポリタンクシャワーを使います。
スイッチで動くため非常に便利で、寒い体を温めてくれること間違いないアイテム。
ポリタンクカバー
サーフィンの着替えの時に使用するポリタンク。必須
カバーなしでホームセンター等に売っていますが、カバーが無いといくら朝に熱湯を入れても
お湯は冷たくなっていきます。
私もサーフィンを始めた頃はバスタオルをタンクに巻き、持っていきましたがやはりお湯は
ぬるくなります。
サーフィン用のカバー付きポリタンクを買うのが1番のベストです。
タンクが2つ付きで、早朝にお湯を入れて使用するまでに温度はそこまで下がりませんので
真冬のサーフィンに必須です。
まとめ
真冬のサーフィンは寒いですが、メリットもたくさんあり揃える道具しだいで
乗り越えるのが楽になります。
そして1番のポイントが、冬にサーフィンを休んでしまうと成長が止まり上達しません。
むしろ夏だけサーファーでは10年以上経験していても、レベルは上がらないと思います。
真冬のサーフィンは12月中旬〜2月中旬くらいがピークであとは乗り切ったようなものです。
冬の海も楽しんで、素敵なサーフィンライフをお過ごしください。