サーフィンのテイクオフのコツをサーファー歴10年の私がわかり易く解説!ショートボーダー初心者の方必見!

サーフィンテイクオフ サーフィン情報

サーフィンテイクオフ

初心者サーファーにとって、テイクオフすることが初めの難関なのではないでしょうか

テイクオフできないと、勿論波に乗ることができないのでサーフィンを楽しめません。
この記事ではテイクオフのちょっとしたコツや初心者の方によくある質問に対して解説していきます。
(ショートボード向けです)

 

この記事でわかること
・サーフィンショートボードのテイクオフのコツ
・テイクオフ時の基本姿勢(ショートボード)
・サーフィン初心者によくある質問のアンサー
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サーフィンのテイクオフの基本姿勢をわかりやすく解説

ガニ股はNG

サーフィンテイクオフ

サーフィンを始めると経験者の方からガニ股になっているよ。ガニ股を直そうと1度は言われたことがあるでしょう。

そもそもガニ股って?と思う初心者サーファーは少なくないでしょう。

なぜガニ股が悪いのかと言うと、後ろ足を内側に入れた状態とガニ股になっている状態で腰を落としてみると、ガニ股だと腰が落としづらいし、体だ不安定になります。

これでは体の動きを正しくボードに伝わらないので改善が必要。

正しい姿勢は画像のとおりです。

目線が下にいくのはNG

サーフィンテイクオフ

初心者によくありがちなのがこの目線が下。

怖くて下を見てしまうのはわかりますが、これではボードがふらついてしまいます。

それにテイクオフが成功したとしても、下を見ている状態から立ってから顔をあげ進行方向を向いたとしても1歩行動が遅れているため、ライディングが長く続けれません。

すぐに改善するべきです。

基本は後ろ足をデッキパッチに置こう

 

サーフィンテイクオフ

波が速くて抜けたい時は、後ろ足をデッキパッチより前に置くことがあるが、ここでは初心者の方の基本姿勢を解説していますので、後ろ足は必ずデッキパッチに乗るように意識してください。

足を置く位置が前すぎると、ボードは不安定になるうえ、ノーズが刺さりやすくなります。
また前傾姿勢では下半身の力だけでテイクオフすることになり、ボードがうまく動かせません。

正しい基本姿勢

サーフィンテイクオフ

視線は進行方向を向き、目線を落とさないこと

手を置く位置

後ろ足を内側に 軸は中心

波に合わせてテイクオフ

掘れた波の時

ホレた波のときは目線が下を見がちになります。
以下のことに注意してください。

1・目線を進行方向に向け、ポンとホレてくるところにテイクオフの標準を合わせる。
2・ホレた波の場合一瞬の遅れが失敗のもととなるので、乗ると決めたらすぐにテイクオフの姿勢へ
3・ボードが波に押された瞬間に、ボードを下に押し込む
4・素早くテイクオフして、先程紹介した基本姿勢をとる
5・立った瞬間に体の中心に軸がある状態(ニュートラルポジション)でボトムターンへ移る

ホレた波は初心者の方には難易度が上がりますが、避け続けていたら進歩しませんので
サーフィンに慣れてきたら、1〜5項目を意識してチャレンジしてください。

トロイ波の時

トロイ波の時は、なかなか波に乗れないので必死にパドルしがちです。
けれど、これは間違いで波のピークを探し、正しいポジショニングが鍵となります。

1・パドルをして波のピークを探します。トロイ波では数センチ単位のシビアな位置取りを意識すること
2・波の斜面とボードの面を合わせてパドリングを行い、波が押してくれる瞬間に本気のパドルを1〜2回行う。
3・トロイ波の時はパワーがないのですぐに立つと波に置いていかれるので注意
4・両手を胸の横に置き、ボードを沈める動きをグーッとゆっくり行う
5・波がトロいので初心者の方でも余裕があるので、ボードを押し込み波のパワーがあるとこまで進んだらテイクオフ
6・トロイ波の時もテイクオフの基本姿勢を意識
7・波がトロすぎて十分にパワーが得られない場合は、体をさらに落としてボードを加速させる

初心者の方にはテイクオフするのが比較的簡単なトロイ波。練習するのに最適です。
ただ、ピークから乗らないと、波に乗れないデメリットもあるのでよく海を観察しましょう

ミッドレングスを使えば、少しピークから外れていてもテイクオフできるのでテイクオフのレベルを上げてから、ショートボードの練習するのも有りです。

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テイクオフの時の悪い癖を改善しよう

テイクオフNGを簡潔にご紹介

必死なパドルでボードが揺らぐ

スタンスが前すぎ、もしくはガニ股

テイクオフ時に前のめり

下を向いたままテイクオフ

前足が両手の間に入らず、外側から回す

レールを掴んでテイクオフ

これに注意してサーフィンしてください。

ショートボーダーが意識してほしいこと

この意識でテイクオフが変わります

最小限の動作で立つ

先の波を見る余裕を持つ

ボードを押す時は波の下へ沈めるように

波とボードの角度を合わせる

軸は必ず体の中心

後ろ足は膝の内側に

このことを意識してサーフィンすれば必ず成長します。
全部を意識しながらサーフィンするのは不可能なので、どれか1つ意識して少しづつ改善することをオススメします。

自分のスタンスがどうなっているのかわからないと思うので、動画を撮ってもらいダメなところを絞ってサーフィンすれば成長が早くなりますよ。

初心者サーファーにありがちの質問を解説

テイクオフのスタンスが決まらない

テイクオフのスタンスが決まらなく悩んでいる方は多いはず。
これはやはり陸トレでしっかり確認とるのがいいです。
例えば、スケーボーを使う。 鏡の前でサーフィン中のスタンスを確認。

これは両方私自身行いました。
特にスケボーの陸トレは効果大です。

スケボーを乗るとサーフィン中のスタンスにそっくりな動きがでるので、スケボーでここで解説したテイクオフの動きを1つずつ修正してください。

海で意識するのも大事ですが、波乗りは長くても15秒位で、初心者のテイクオフの時間を測ったら3〜5秒位の一瞬の出来事なので修正するのが難しいしそもそも余裕がないです。

ある程度慣れるまでは、スケボーと自宅でスタンス確認する方が成長に差が出ます。

バックサイドのテイクオフが苦手

バックサイドとは自分のスタンスとは逆、つまり背を向けて進行する波乗りのこと。

これはズバリ目線です。

フロントサイドでも目線は重要ですがバックサイドの時はより意識してください。
そしてオススメなのが(レギュラーフッターの場合)左手の手のひらを上に向ける。
(お皿を持った状態のよう)そうすることで体が背中側に開きやすくなるので目線も波のリップを確認しやすくなります。
あとはボードが勝手に進んでくれます。

この練習も陸でやると実感しやすいので是非試してください。

斜めテイクオフで横にボードが進まない

これはパドル力です。

波は陸に向かって崩れていくのに対して、斜めにパドルして乗るということは波の力を借りないで逆らうように邁進力でボードを進めることになるのでパドル力が必要となるわけです。

早い波だからといって真横にボードを向きすぎていると私でも乗れない時があるので初心者の方では乗れません。

まずは正面から斜めに、慣れたらさらに横方向にずらしていく練習方法が良いと思います。

パーリングしてしまう

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こちらのパーリング改善を読むとわかりやすいです。

まとめ

サーフィンをするのにテイクオフが1番初めの難関になります。
ここでは私が初心者の時にサーフィンコーチから言われてきたことや、経験を元にわかりやすく解説しているので、これまで紹介してきたことを意識すれば必ず上達します。

スポーツは基本が大事なのでガムシャラにやるより、基本をしっかり身につけてレベルアップを目指しましょう。

ショートボードの練習方法を更に追求する方はこちらもご覧ください。

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