サーフィン用ウエットスーツの種類(オススメ、使用時期)をサーファ歴10年の知識で一人で始める方、女性にわかりやすく解説

サーフィン ウエットスーツ ウエットスーツ種類 サーフィン道具

ウエットスーツ ウエットスーツ種類

サーフィンを始めるときに、なくてはいけないサーフィン用ウエットスーツ。
いろんな種類があり始めは何を購入したらいいかわからないと思います。

最初に揃えるならどれがいいのか?

あなたの環境にあったウエットスーツはどれがいいのか?

女性サーファーのウエットスーツは?

なぜウエットスーツはオーダーがいいのか?

これらをサーフィン歴10年の私が体験をもとにオススメのウエットスーツの選び方
使用時期について詳しく解説していきます。

この記事でわかること

ウエットスーツの種類
ウエットスーツの使用時期
オススメのウエットスーツ
・オーダーメイドがオススメの理由
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ウエットスーツの種類

セミドライスーツ(5×3ミリ)

ウエットスーツ ウエットスーツ種類 セミドライ

こちらのセミドライスーツは、一年中サーフィンをしたい方には必須になります。

生地の厚みは5/3㍉が一般的で高い防水性、保温性のあるウエットスーツで
ボディーの部分が5㍉の生地になっていて動きやすさを必要とする部分は3㍉の生地になっています。

セミドライスーツはショップでオーダーで作ることがオススメ。

なぜなら、サイズの合わないセミドライを選んでしまうと、真冬の海水が中に入りウエットスーツの役割がなくなってしまいます。
セミドライは女性の方も必須です。
全国のセミドライ使用時期をまとめました。

北海道エリア      10月頃〜6月
東北・茨城エリア    10月〜6月
関東・東海エリア    11月〜4月
北陸エリア       11月〜5月
近畿・中国・四国エリア 11月〜5月
九州北部エリア     11月〜4月
九州南部・奄美エリア  11月〜4月
沖縄必要なし

あくまで目安としてご理解下さい。
当日の気温や海水の温度により変化することがあります。

3ミリフルスーツ

ウエットスーツ ウエットスーツ種類 フルスーツ

このウエットスーツは肌寒い、春、秋向けです。

セミドライスーツと形状は同じだが、ストレッチ性が高いジャージ素材をメインにしているため
動きやすい。
生地の厚さは3㍉や3/2㍉が一般的

セミドライに比べると保温性は落ちますが、伸縮性、軽さ、運動性が上がるので
性別問わずこの時期にはオススメのウエットスーツです。

ロングボーダーよりショートボーダーの方が着用率高め。
ロングボーダーがこの時期によく着ているウエットは後ほど解説します。

フルスーツはオーダーじゃなく店で試着して、ちょうどいいのサイズがあればそれでもいいと思いますが、保温性を求めるならオーダーメイドした方がオススメ。

私は、サイズの近いフルスーツを知り合いから譲り受け使用していましたが、あまりにも寒い日でなければ問題なくサーフィンできました。
ただ、微妙に大きかったので海水は入ってきます。
参考になれば幸いです。

全国の3㍉フルスーツ使用時期をまとめました。

北海道エリア      6〜10月
東北・茨城エリア    5〜6月 10月
関東・東海エリア    4〜5月 10月〜11月
北陸エリア       5〜6月 10月
近畿・中国・四国エリア 4〜5月 10〜11月
九州北部エリア     4〜5月 10〜11月
九州南部・奄美エリア  3〜5月 10〜11月
沖縄エリア       12〜3月
あくまで目安としてご理解下さい。
当日の気温や海水の温度により変化することがあります。

シーガル

ウエットスーツ シーガル  ウエットスーツ種類

半袖、ロングパンツのウエットスーツです。

海水が低く、気温が高い春や秋向け。フルスーツを使用する季節の前後で使用することが多いです。

シーガルは、私自身よく使用していました。
メリット・デメリットを簡単に解説します。
メリットは、フルスーツより袖がない分、パドルがしやすい尚且つ動きやすい
動きやすい方が良いので海に入る際にフルスーツでいくかシーガルでいくか悩むくらいサーフィンはやりやすいです。

デメリットは、春、秋に使用した場合その日の気温が肌寒い日であったり
海水が以上に下がっているとき、風が強い日はオススメしません。
女性で日焼けが気になる方は、要注意。
半袖タイプなので、ウエット焼けは避けられないでしょう。

シーガルは、男性ショートボーダーが使用率高め。
ロングボーダーは使用率低め。
女性のシーガルはあまり見かけません。

全国のシーガル時期をまとめました。

北海道エリア      7〜8月
東北・茨城エリア    6〜9月
関東・東海エリア    5〜6月 9〜10月
北陸エリア       6〜7月 9〜10月
近畿・中国・四国エリア 5〜6月 9〜10月
九州北部エリア     5〜6月 9〜10月
九州南部・奄美エリア  5〜6月 9〜11月
沖縄エリア       3〜5月 11〜12月
あくまで目安としてご理解下さい。
当日の気温や海水の温度により変化することがあります。

スプリング・ロングスプリング

生地の厚さは3㍉、3/2㍉、2㍉が一般的。

ロングスプリングは長袖、ハーフパンツ型。
シーガルと同じ時期に使用します。(全国の使用時期も同じです)

夏用としても使用できるので、腕の日焼けが気になる方にオススメです。

私も使用してましたが、シーガル同様使いやすいです。
パドルのやりやすさを求めるならシーガル。日焼け、肌寒い日で対策として腕を隠したいなら
ロングスプリングという感じです。

どちらか1着持っていればいいと思います

ロングスプリングは、日焼け対策として女性にオススメです。

ウエットスーツ スプリング

スプリングは半袖、ハーフパンツ型。

夏の気温が下がる朝や夕方、風の強い日など体の冷え対策として使用します。

スプリングを着ているサーファーはあまり見かけません。
スプリングスーツを買うならば、ロングスプリングの方が使用できる日は多いでしょう。

全国のスプリング使用時期をまとめました。

北海道エリア      必要なし
東北・茨城エリア    8月
関東・東海エリア    7〜9月
北陸エリア       7〜8月
近畿・中国・四国エリア 7〜9月
九州北部エリア     7〜9月
九州南部・奄美エリア  6〜9月
沖縄エリア       5〜10月

あくまで目安としてご理解下さい。
当日の気温や海水の温度により変化することがあります。

ロングジョン・ショートジョン

ウエットスーツ ロングジョン

ロングジョンはノースリーブ、ロングパンツ型

こちらはロングボーダー、女性に人気があります。
ショートボーダーの方でも着てますがシーガルの方が着用率高めです。

ロングジョンの上にジャケットを着ることで、フルスーツの役割をしてくれて、ロングボーダーや女性の方はこの合わせ方でサーフィンしています
とにかく見た目がオシャレなので私はフルスーツじゃなく、ロングジョン、ジャケットで
春、秋はサーフィンする方が多いです。
ただし、ジャケットと併用しても海水は入ってくるので、フルスーツほどの保温性は期待できません。

ロングジョンのメリット、デメリット
ノースリーブなのでとにかく動きやすいのと、ウエット生地なので見た目は寒そうだけど
意外と寒くないです。 海パンにジャケットより保温性はあります。

デメリットは肩が出ているので気温が低いと勿論寒いです。
肩の日焼けが気になる人はオススメできません。

ロングジョンのウエットスーツは露出度が高いのでオーダーした方がいいでしょう。
全国のロングジョン使用時期はスプリングと同じです。
ジャケットと合わせた全国の使用時期はフルスーツと同じです

ショートジョンはノースリーブ、ハーフパンツ型。

こちらを使用しているサーファーはあまり海で見かけません。

ショートジョンの全国使用時期はスプリングと同じです。

タッパー・ラッシュガード

ウエットスーツ ジャケット タッパー

水着やサーフパンツと併用して着る。

半袖と長袖があります。

初心者の方でとりあえず夏だけ体験してみたい方は、価格も安いのでこちらをオススメします。

夏で基本は海水が暖かいためオーダーしないで、お店でサイズの合った物を選ぶといいでしょう。
ただデメリットとして
私は初心者の頃オーダーじゃなく、お店で選んだジャストサイズのタッパーを着て
サーフィンしていたら買って2ヶ月後くらいに破れてしまったことがありました(笑)
参考になれば幸いです。

今は気分でジャケットと水着を合わせて夏はサーフィンします。
女性の方も水着にジャケットでサーフィンしている人多いですよ!

女性用ロングスプリングワンピース

ウエットスーツ ロングスプリング ワンピース

夏で女性に一番人気なウエットスーツはこちらになると思います。

女性のプロサーファーもワンピースウエット率高めです。
やはりハイレグ型になっているので動きやすいのは、勿論
長袖タイプとなっているので日焼け防止にもなります。

オーダーをかけて自分好みの色や柄をいれれば、海で目立つこと間違いないです。
なのでこちらは保温性も含めオーダーがオススメです。

ロングスプリングワンピースの全国の使用時期はシーガルと同じです。

ウエットスーツのオーダーがオススメの理由をわかりやすく解説

自分のサイズに合ったウエットスーツが作れる

オーダーをかける際にお店の経験豊富のスタッフが、丁寧に採寸してくれるので
仕上がったウエットスーツがサイズ違いということはまずありえません。
10年以上サーフィンをしていてこの失敗は、私は経験したことがありません。

価格は高いですが、保温性に期待できるので寒がりの人は夏物でもオーダーをオススメします。

ショップによって異なるかもしれませんが大体オーダーフェアというのがあり、この期間にオーダーすればオーダー料金が無料になります。
お近くのショップに問い合わせてみて下さい。

デメリットは、オーダーかけてもすぐに出来上がらないことです。
経験上2〜3ヶ月かかります。
余裕を持ってオーダーして使いたい時期に合うように計算して作りましょう。
価格が高いのもデメリットですが、高い分、質は間違いありません。

自分好みの色や柄、マークを決められる

ウエットスーツ ウエットスーツ種類 フルスーツ

初心者の方で初めてウエットスーツを作るとき、どんな色にしたらいいのかわからないと思います。
私もそうでした。 色、柄、マークの位置を決められるのはオーダーの醍醐味なので始めは
プロサーファーの配色を真似たり、カタログの可愛い、カッコいいウエットを真似たり、
憧れの人のウエットを真似るのもありです。

マークの位置を決められるというのは、ウエットスーツを作る際にスタッフから説明があると思うので、自分の好きな位置、店員さんと話し合って決めるなどで決めましょう。

自分で一から決めたウエットスーツには愛着が湧きますよ。

デメリットは初心者の方であまり派手なウエットを作ってしまうと、海で目立ってしまい
ルール違反などしたときに目立つ可能性があります。
その際は素直に謝りましょう。

メンテナンスを受けられる

サーフショップでウエットスーツを購入した場合シーズンオフになったウエットスーツを
定期的にメンテナンスができます。
傷がひどい場合は有料ですが、使って間もないウエットをシーズンオフして出してみたら
無料でメンテナンスしてくれたということもありました。

自分でリペアすれば問題ないですが、プロの人にお任せしたい、長く使いたいという人にオススメです。

まとめ

サーフィンをする際に必ず必要なウエットスーツ。
サーフィンをいつの時期に始めるのかで購入するウエットスーツが異なります。
全部集める必要はありません。
この記事を見て自分の環境にあったウエットスーツを選んでみてはいかがでしょうか?
今からサーフィンを始めたい方、女性の方の参考になれば幸いです。

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