サーフィンを始めると、必ず聞く言葉EPSボード PUボード。
初心者の方はわからなくて当然です。
初級者〜中級者の方で、板を変えようとしている方!!
この記事では、私が実際に2種類のボードの素材の板を長年乗ってきて
感じたメリット、デメリットを解説していきます。
2種類のボードはお互いにいいところがあるので、この記事を見てデメリットを踏まえたうえ、
今後の愛用するボードを、どちらにするのか参考にしてください。
(上記画像のサーフボードは両方EPS。)
・サーフボード EPS とPUの違い
・EPSサーフボードのメリット・デメリット
・PUサーフボードのメリット・デメリット
PUサーフボードを知ろう
PUサーフボードの素材は何?
簡単に説明すると、PUボードは発泡ポリウレタンという素材にガラスクロスを巻きポリエステル樹脂というもので固めて作り上げたのが、PUサーフボードです。
つまり、PU=ポリウレタンの略なので覚えましょう。
EPSサーフボードが人気になるまではPUサーフボードが一般的に乗られていたボードとなります。
(上記画像 PUサーフボード)
EPSサーフボードを知ろう
EPSサーフボードの素材は何?
EPSとは、エクスパンダブルポリスチレンの略で。皆さんもご存知の発泡スチロールのことです。
この素材にガラスクロスを巻きエポキシ樹脂で固めて作り上げたのが
EPSサーフボードです。
2024年現在では、EPS素材のサーフボードが主流になっており、PUサーフボードより
人気が高いことで注目を浴びています。
PUサーフボードのメリット・デメリットを解説
PUサーフボードのメリット
ショートボードの方はEPSに比べると、重さがあるのでしっかりレールを入れたサーフィンを身に付けやすい。
力強いターンや加速が可能になります。(ボードがしなるため)
ロングボードの方は、PUはだとボードが重く安定するので、EPSよりノーズライディングが
やりやすくなります。
風が強い日、特にオフショアやジャンクコンディションの時もEPSよりPUのほうが
サーフィンしやすくなります。
波のサイズがある時、PUを好むサーファーが多い傾向
そして、PUは破損した時に、EPSに比べるとリペア代が安く済みます。
PUサーフボードのデメリット
ショートボードの方は、PUは板が重いためテイクオフが難しくなってきます。
特に小波の時が弱点となるでしょう。
ロングボードの方は、ノーズライディングはやりやすいが、重さがある分取り回しが
難しくなるのとパフォーマンスの動きが困難になります。
更に、持ち運びが重みがある分大変になるので覚えておきましょう。
板が破損しやすいのは、EPSに比べるとPUです。
修理が安くても、初心者の方だとリペア回数が嵩む可能性があるので要注意。
EPSサーフボードのメリット・デメリットを解説
EPSサーフボードのメリット
ショートボードの方は、PUに比べるとテイクオフが早くなります。
小波で試すと比較しやすいです。 ただ、EPSだからといって何でも乗れるわけではないので
ご了承ください。
テイクオフ後のスピードがグングン進むように速さがあるのもEPSの特徴。
ロングボードの方は、PUに比べると取り回しが楽になります。
ロングボーダーのパフォーマンスの板に最適です。
カットバックやフローターの技が、やりやすくなりますよ!
そして、板が軽いので持ち運びが楽です。
PUより板が壊れにくいのも魅力の1つです。
EPSサーフボードのデメリット
板が軽いので、波が大きい時は技量がないと、進みすぎたり、不安定になったりと
コントロールが難しくなります。
力強いターンを求めるならPUの方がオススメです。
風が強い日が最大の弱点です。
オフショアが強いと、風の力に勝てなく板が降りていきません。
熱にも弱いためボードの管理に気を使いましょう。
休憩中は日陰に必ず、置きましょう。
EPSでも板は破損します。 PUより丈夫ですが、リペアがEPSのほうが高いので覚えておきましょう。
理想のボード選びはその日のコンディションで!?
私の体験談をもとに解説 EPSの場合
ここまででEPSとPUボードの良さがわかったと思います。
ショートボードの時はテイクオフが早いしスピードがつくので、小波の時の練習の時に最適です。
テイクオフしないと、そもそも練習できません。
私の周りでもEPSを使い、テイクオフの数を上げ技の練習をする方が多くいます。
慣れてくれば高波でも、安定しターンもできるのでEPSはオススメです。
ロングボードの時は、波のコンディションでパフォーマンスや取り回しを多く入れたいと
思ったらEPSを選びましょう。
ロングライドできるし、テイクオフは早いし最強です。
スタビのロングボードEPSを使えば、フィニッシュをきれいに決めるのが更に簡単になります。
私の体験談をもとに解説 PUの場合
私が、ショート、ロング共にPUを使う場合は、風が強い日です。
風が強いと、風のせいで乗れない!となるくらいEPSは板が降りていきません。
ロングでも影響あります。 このような日はPUのほうがマシです。
ショートボードの時は、肩〜頭サイズがあってPUでしなりの効いたターンの練習をしたい時。
ロングボードの時は、とにかくノーズライディングを練習したい、メローすぎる波の時。
(シングルフィンがオススメ)
こんな感じで使い分けています。
(個人の体験談なので好みに差があります。)
まとめ
欲を言えば、PU、EPSと2種類のサーフボードを買うことをオススメしますが、安い買い物でないため迷うのが当然です。
この記事では、私の実際に使用した感想とお互いのメリット・デメリットを詳しく解説してます。
比較してみて、自分の好みにあった種類のボードを手にしましょう。